脳卒中後遺症(片麻痺)のリハビリについて

 

脳梗塞・脳出血の後遺症を抱える方々が病院でのリハビリ後、十分なリハビリを受けられていないという実態があります。脳卒中(脳梗塞や脳出血、くも膜下出血など)は日本で死因の4位、介護が必要になる病気の2位にもなっています。

 

今後のリハビリを検討されているご本人、ご家族の方の少しでもお力になりたいと考えております。

 

このようなことでお悩みではありませんか?

  • 脳梗塞・脳出血・くも膜下出血などの後遺症のリハビリをしたい
  • 病院でのリハビリ期間が終わり、リハビリ出来るところを探している
  • 送迎をしてくれてリハビリをしたい
  • 介護保険を使ってリハビリを受けたい
  • リハビリはしたいが送迎車に乗ることができない

 

リハビリのSTEP

かつては、脳卒中発症後すぐに体を動かすと症状が悪化するといわれていましたが、現在はガイドラインも見直され発症後からのリハビリが推奨されています。これにより症状を軽くすることができ、合併症を予防することができるといわれています。

 

一般的に脳卒中後のリハビリは「急性期」「回復期」「維持期」の3つに分かれます。

 

急性期(発症から数週間程度)

「急性期」のリハビリは発症から48時間以内に開始することが望ましいとされ、身体機能の低下の防止を目的としています。寝たきりの期間が長期になると関節が固まり動きが悪くなる拘縮や筋肉の萎縮、骨が弱くなります。体力や認知機能の低下も起こり「廃用症候群」の状態になります。

 

この予防法としてストレッチや座る、立つなどの訓練や、食事、着替え、トイレ、入浴など日常生活に必要な動作訓練も行います。その他にも摂食、嚥下訓練なども行われます。

 

急性期には、脳の血流が改善して脳のむくみがとれてくるので、ある程度麻痺は回復が期待されます。

 

回復期(数週間から数か月程度)

回復期のリハビリの目的は症状の改善に加えて生活機能を高めるための訓練が行われます。ベッドから起き上がること、一人で車いすに乗り降り、車いす訓練、姿勢の維持などの訓練を行います。

 

維持期(生活期)

維持期のリハビリは、自宅や施設で行われるため、病院のリハビリで取り戻した身体機能の維持、さらなる回復をはかり、日常生活の自立と社会復帰を目指すことが中心となります。

 

この維持期のリハビリは終わりはありません。日常生活での動作を通じて「片麻痺などが残る前の生活を取り戻す」ためのリハビリが求められます。

 

出来るだけ積極的に動くこと(散歩など)を自然に取り入れることが機能の維持、拡大につながり「生活の質(=QOL)」の改善、向上につながっていきます。

 

脳梗塞の後遺症で当社で行っているメニュー

①マンツーマンの個別リハビリ(自由診療)

維持期に入ると、健康保険を適応して病院で行っていたリハビリ期間が終わってしまいます。選択肢として介護保険を適応しデイサービスに通う方もいます。しかし、どうしてもデイサービスでは時間や内容に制限があります。

 

当社のデイサービスは「リハビリ特化型デイサービス」でマンツーマンの個別リハビリやマッサージ(約10分)もありますが、社会復帰を目指す65歳未満の若い脳梗塞患者様は「もっと良くなりたい」「仕事に復帰したい」という方が多いので、健康保険や介護保険などの社会保障は使用せず自由診療で行います。

 

社会保障の制約で十分なリハビリが受けられない方に対し、自費で脳梗塞後遺症に対してオーダーメイドのメニューを作成しマンツーマンでリハビリを行っていきます。

 

【オーダーメイド個別リハビリメニュー】

①個別リハビリ・マッサージ

後遺症の「まひ」はリハビリなどの訓練さえすれば必ず治るという方がいます。もちろん、希望をもってリハビリを受けることは大切なことです。個々の目標、計画に沿って個別でリハビリを行っていきます。

 

「まひに対する訓練」と「まひがない残った能力を開発する訓練」をし、まひに対して主に関節が固まらないよう(拘縮)リハビリやマッサージを行います。

 

また、どうしても字を書くなど利き手のまひが残りうまく書けない場合は、まひがない反対側で書く練習をするなどしてリハビリを行っていきます。

 

 

②筋力アップ

脳梗塞の後遺症が残ると今までよりも動かなくなり足腰をはじめ筋力が落ちてしまいます。個別でのトレーニングとマシンのトレーニングを行い、筋力を強化します。

 

また自宅で簡単に行える運動も指導し、施設だけでなく自宅でも積極的に行ってもらいます。

 

 

③鍼灸治療

人間の身体が動く仕組みは、脳と密接に関わっています。

 

脳は手足などの各部位の運動を司りますが、神経を通じて各部位と繋がっており鍼灸によって神経の繋がりを活性化させることで、脳を刺激し身体の動きを促すことを狙います。

 

 

また後遺症によるまひは手足が動かない問題だけではなく、体のバランスが崩れて体全体の疲労やストレス、肩こりや腰痛なども引き起こすこともあります。

 

鍼灸治療で疲労や痛みなどの症状も取り除き、継続してリハビリを行うためにも後遺症の部分だけでなく体と心全体へアプローチを行います。

 

【料金】

一回 約40分 4,950円
初診 6,600円

※通院しやすいようにお得なプリペードカードがございます。

 

②リハビリ特化型デイサービス(介護保険適応)

当施設のデイサービスは「リハビリ専門」に行っております。片道20分までの送迎、3時間制で「食事の提供」「お風呂」などのサービスは行っておりません。

 

最大の特徴が「柔道整復師や鍼灸師の国家資格を持った先生」が必ずマンツーマンでリハビリやマッサージ(約10分)を行います。

 

その他、肩こりや腰痛などに効果的な物理療法(干渉波治療器、メドマー、ウォーターベッドなど)や筋力アップに油圧式マシン(5種目)、ブルブルマシン、自転車などもあります。

 

「介護状態になりたくない」「健康寿命をのばしたい」というご高齢者の方や大腿骨や膝に人工関節の方、パーキンソン病などの方が介護保険内でサービスを行っております。

 

デイサービス・リハトレの料金一覧はこちら

 

③訪問鍼灸リハビリ(健康保険適応)

送迎車などに乗ることができない方、自分自身で運転して施設に来れない方に対して患者様の自宅に訪問し、硬くなった筋肉や弱くなった筋肉などに対して鍼灸やリハビリ、マッサージなどを行います。

 

リハビリを行わないと患者様のADL(日常生活動作)が低下したり、介護する側にも負担が大きくなります。

 

保険適応で行えますが、保険適応には医師に「同意書」を記入して頂く事が条件です。当スタッフが細かく説明させて頂きます。

 

【料金】

1割負担 約390円~約500円

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