1ヶ月経っても痛みが消えない足首の捻挫!!実際の症例
30代 女性(パート、バレー週2回)
1ヶ月前にバレー中にジャンプの着地をした際、右足首を内反捻挫(内側に捻った)し負傷した。整形に2、3週間で治ると言われ通ったが痛みが引かず、バレーが出来なくなるのではと不安になり6/10に当院に来院。
初診時は階段など踏み込むときや底屈時(足首を下に向ける)に痛みが強く、ATF(前距腓靭帯損傷)とCF(踵腓靭帯)に圧痛がみられた。また可動域制限(動きが悪い)があり、1ヶ月経っていたが腫脹もあった。(ATF、CFは足首を安定させている靭帯)
以上のことから陳旧性(急性から少し時間が経った状態)のATF、CF損傷と考えた。
まず悪くなった可動域を改善させるためにストレッチや機械を使って柔軟を良くした。痛みには特殊電気(ハイボルテージ)を使い、痛みを軽減させた。また筋肉をつけて足首を安定させるためにチューブトレーニングも指導した。
1回施術後 階段が降りやすくなった
5回施術後 つま先立が出来る
7回施術後 ジョギング出来る、痛みは3割くらいになった
9回施術後 バレーに復帰
今では怖さや違和感もなく思い切りバレーが出来ると喜んでいた。
捻挫は初期治療と固定、固定後のリハビリがとても大事だとあらためて感じた。
捻挫した時は程度に限らず早めに医療機関に受診する事をお勧めします。