足首を捻った!足首よりも前が痛い二分靱帯損傷について
二分靱帯損傷とは?
発生機序としては前距腓靱帯と同じでバレーやサッカー、バスケットなどジャンプして着地をした際に足首を内反(内返し)して捻ることで主に発症します。
二分靱帯の構造
足首を外側から見るとこのような構造になっております。
①前距腓靱帯
②踵腓靱帯
③後距腓靱帯
④二分靱帯
この④の部分が今回の二分靱帯の場所になります。この部分に圧痛やストレッチ痛があると二分靱帯損傷の可能性が高くなります。
主な症状・特徴
断裂の度合いにもよりますが圧痛、歩行時痛、発赤、熱感二分靱帯損傷は内出血が当日から2、3日経つと著明に出ます。
治療方法
アイシング、挙上を行います。当院では二分靱帯損傷では足首の固定は行いません、なぜかというと二分靱帯が断裂しても足首の不安定が出る事はないからです。歩くのも困難なほど歩行時痛がある場合はヒール付きギプスを巻きます。
最後に
足首の捻挫といえば前距腓靱帯が1番多く有名ですが二分靱帯損傷も珍しくはありません。
前距腓靱帯損傷と二分靱帯損傷の違いとして二分靱帯は固定を行わなくても後遺症もなくよくなっていく、内出血が著明に出る、というのが大きな違いです。前回お伝えした二分靱帯損傷の学生など当院にも捻挫は多くみえますのでケガをした場合は是非おざき鍼灸接骨院に一度ご連絡ください!