足を捻って足先と足の甲が痛い!リスフラン関節損傷とは?

今回は足関節のケガ「リスフラン関節損傷」について紹介させて頂きます。

 

リスフラン関節とは

ショパール関節と同様に見た目では関節が無いように見えますが足の甲にある骨の間の関節のことをいい、足の指の手前にある中足骨立方骨楔状骨(内側・中間・外側)との間にあり「足根中足関節」ともよばれます。足の指5本(中足骨)と足の甲の骨(立方骨・楔状骨)をつなぐ関節で、足への負担を和らげる役目をしています。

 

どのようにして発生するのか

①足先を下に向けた状態から足裏が内に向くような強制で発生
②ジャンプの着地
③つま先立ちでの踏ん張りや体重が乗った時
④下駄をはいてつまずいた際
*主に第五中足骨側に多く発生します

 

症状

①足に体重をかけると足の甲に痛み
②局所の圧痛と腫脹
③痛みが出ない様踵歩きになる
*第五中足骨基底部裂離骨折を合併する場合もある

 

治療方法

①安静(est)冷やす(ce)圧迫(ompression)挙上(levation)のRICE治療を行います。
②損傷の程度によってテーピング固定やギプス固定を行う
③徐々に筋力や柔軟性を回復させ、使われていない筋力が低下しないように早期からリハビリを始めていきます。

 

次回は偏平足障害について紹介させて頂きます。

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