血圧の正常値 高血圧のリスク 血圧を下げるには?
今回は高血圧について紹介させていただきます。
高齢者になるとほとんどの人が高血圧、でもそれを薬だけのんでそのままにしておくと脳梗塞や心筋梗塞など命に係わる病になってしまいます。そうならないように今のうちにしっかりと予防をしましょう!
血圧とは
血管内で血液が血管にどれだけ圧力(負担)をかけているかの割合になります。
高血圧とは最高血圧が140以上 最低血圧が90以上の場合をいいます。
最高血圧とは心臓が縮んで血液をポンプで送り出した時に1番負担のかかる数値
最低血圧は心臓が広がって血液の流れに強弱が少なく1番負担のかからない数値
正常値は最高血圧が129以下、最低血圧84以下の状態を言います
※最高血圧129~139 最低血圧85~89は正常高血圧値。
※血圧を測る環境や年代によっても変わってきます
血圧が上がる要因(高血圧)
①血液がどろどろ
②血管の弾力性がなくなる
①脂質をとりすぎて血液のなめらかさがなくなり流れにくい状態になり詰まります。
②血管の弾力性がなくなり血液の負担がかかった時に破裂しやすくなります。
川の水で、分かりやすく例えます
血圧が正常な人:魚も泳ぐ透き通った水のきれいな川の状態
①の人の場合:川に生ごみや靴、自転車、家庭用洗剤などのゴミが捨ててあり緑色や茶色く濁ったどろっとした水で流れが悪くなっている状態。
②の人の場合:台風などで決まった川の幅から水が容量に抑えきれずあふれだしそうな状態。柔軟性があればもっと容量を広げられる。
この川の状態ですとイメージがしやすいと思います。
①の状態ですと血管の壁に血液の塊ができてしまいさらに詰まりやすくなってしまいます、そうなると脳梗塞、心筋梗塞など死に至る病につながってしまいます。
血圧を下げるには
①減塩
②緑黄色野菜をとる
③適度に運動を行う
①②塩分や脂質を控えめにして、野菜をしっかりとりましょう特に玉ねぎ、ホウレンソウ、トマト、セロリなど緑黄色野菜を中心にとるようにしましょう。
③無理のないようにラジオ体操などやウォーキングなど有酸素運動を取り入れて定期的に行いましょう。
最後に
高齢者になるとほとんどの方が高血圧になり、血液をサラサラにする薬を飲んだりします。ですがそれが当たり前だからと言って放っておかず、自身の生活環境を見直して改善していってください。脳梗塞、心筋梗塞にならないようしっかり予防をしていきましょう。