膝の痛み、引っかかり感!半月板損傷とは?
今回は運動時に膝に引っかかり感や痛みを訴える半月板損傷ついて紹介させて頂きます!
半月板とは
太ももの骨(大腿骨)とすねの骨(脛骨)の間にあり内側にある半月板を「内側半月板」外側にあるのを「外側半月板」といいます。
半月板の形は内側がC字状・外側がO字状をしていて中心部分が抜けている形をしています。
これらは関節面の適合性や膝の曲げ伸ばしをする際に、膝関節の安定や衝撃に対するクッションの役割をしています。
どのようにして発生するのか
運動時に足部が地面に固定され膝が曲がった状態で膝下が外側へ捻った際に「内側半月板損傷」
内側へ捻った際を「外側半月板損傷」となります。
内側半月板損傷の方が多く、内側半月板の方が外側半月板より可動域が少ないのが損傷を受けやすくなり、単独損傷より内側側副靭帯や前十字靭帯などの損傷も合併する事が多い。
・小児では形態異常といって主に外側の半月板の中心部分が抜けていない、円盤状をしていて外傷を受けやすくなり損傷する(円盤状半月)
・高齢者では膝の変形により損傷を受けやすくなります。
症状
①荷重時痛
②引っかかり感
③運動時痛
④関節裂隙の圧痛
⑤関節血腫
⑥損傷して経過が長ければ太もも前面の筋肉(大腿四頭筋)の萎縮がみられます。
徒手検査
①マックマレーテスト
②圧迫アプライテスト
次回はこの続きで徒手検査方法の詳しい説明と治療方法について紹介させて頂きます!