膝の外側が痛いランナー膝とはなに??
スポーツなどランニングしている方に多く発症するランナー膝を今回は紹介して行きます。
ランナー膝とは
ランナー膝はとても多いケガで、ランニングによる膝障害の代表です。
膝の屈伸運動を繰り返すことによって腸脛靱帯が大腿骨外顆こすれて炎症を起こし、発生します。
特にマラソンなどの長距離ランナーに好発します。
なぜ起こるの?
①下肢アライメント異常(0脚など)
②ウォーミングアップ不足
③筋肉の柔軟性の低下
④自分に合ってない靴
⑤運動量の増加
⑥使いすぎ(オーバーユース) など様々原因はあります。
これらが原因となり運動をした際に腸脛靭帯と骨が擦れて炎症を起こし痛みを生じます。
毎日繰り返し腸脛靭帯に負荷がかかる事で炎症が強くなっていきます。
どんな症状?
膝の外側に圧痛(押したときに痛い)やランニング痛があり、初期では休むと痛みは消失し、運動中や運動後しか痛みは見られません。
症状が進行してくると痛みは徐々に大きくなり、休んでもなかなか治まらなくなって慢性化します。
重症化すると痛みで膝の曲げ伸ばしが困難になり、何もしない安静時でもズキズキとした痛みが生じるようになります。
治療法
第一に安静にすることが大切です。
オーバーユースでの損傷なので痛みが軽いからとスポーツを続けていると悪化してしまうこと多いです。
しかし安静にして痛みが取れたから治るわけではありません。
柔軟性が低いとすぐに再発してしまいます。
ストレッチで足の柔軟を高め、負担のかかりにくい状態する事もとても大切です。
その他にもスポーツ後のアイシングなど徹底して行うといいでしょう。
最後に
楽しく、ケガなくスポーツできるように毎日ストレッチをする事が大事です。
ランナー膝だけでなく他のケガのリスクも少なくなります。
それでもスポーツにはケガは付きものです。
痛みが引かない時は早めに専門医に診てもらうことをお勧めします。