腕の痺れの原因は肩こりではなく、本当は首の骨が多い事だった?頚肋
症候群とは
今回は生まれつき肋骨が首にできる「頚肋症候群」(けいろくしょうこうぐん)について紹介させていただきます。
頚肋症候群は胸郭出口症候群の1つにもなります。
胸郭出口症候群についての詳細はこちらで紹介しております→●胸郭出口症候群
頚肋症候群とは??
本来、肋骨(ろっこつ)は12個存在します。
背骨の胸の骨(胸椎)(きょうつい)と呼ばれる骨から左右に広がり肋骨が存在するのですが、生まれつき首の骨(頸椎)(けいつい)から肋骨が構成される人が稀に存在します。
これを頚肋骨(けいろっこつ)といい、この頚肋骨が腕神経叢や動脈、静脈を圧迫することによって起きる腕の痺れやだるさ等の症状がでる事を頚肋症候群と言います!
症状
腕や手の痛みしびれ、冷えやだるさ、肩こり
症状が進と手に力が入りにくくなったり、感覚異常がおきます。
治療方法
なで肩のように下に引っ張られる力が働き続けると神経や血管が圧迫されやすくなるため
リュックサックや重いものを持つ動作などを控えるようにします。
改善が見られない場合は頚肋骨を削る手術を必要とされる場合があります。