肩の後ろが痛い!!ベネット骨棘とは?

ベネット骨棘とは、投球の繰り返し、オーバーユースで肩甲骨が変形し骨棘ができるものです。肩甲骨の上腕三頭筋長頭腱付着部に骨棘が出来き、それが投球時に痛みが出る原因になります。

 

なぜ骨棘ができるの??

投球動作により上腕三頭筋長頭や関節包(肩の靭帯)の繰り返し牽引力などにより肩甲骨部にストレスが加わった結果、上腕三頭筋長頭の起始部や関節窩後方で骨変形がおこり、骨棘が発生すると考えられる。

症状

ワインドアップで肩を上げるときや、加速期やフォロースルー期で腕を振る際に肩の後方に痛みが走ります。特に加速期やフォロースルー期では強い痛みが出ることが多いです。野球だけでなくテニスやバレーのサーブでも起こります。整形でレントゲンを撮る事で診断できます。

 

痛みがある場合は投球禁止、フォームのチェックを行い、早めに専門医に診てもらうことをお勧めします。

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