肘を曲げると痛い!!上腕二頭筋腱炎の検査法
前回紹介した上腕二頭筋腱炎、断裂の検査法の1つヤーガソンテストについて紹介します。
※テスト法は自分で行うのは難しいため、画像を参考にしながら行ってください。
テスト法 ~実践~
①患者の肘は90度屈曲位、前腕は回内位(掌が下向き)で行う
②検者は患者の手をしっかりつかむ
③患者に回外(掌を上向き)するように力を入れてもらう
④検者は回外運動と逆方向に抵抗する
これで肩、結節間溝部に疼痛が見られれば陽性となります。
テスト法 ~原理~
肘90度屈曲位での回外運動に対する抵抗を行うことで、上腕二頭筋長頭腱部にストレスがかかり疼痛が出現します。
疼痛が誘発または増強されれば上腕二頭筋長頭腱炎が疑われます。
次回はスピードテストについて紹介させていただきます!!