歩くだけでも足が痛い!打った覚えがない疲労骨折について
歩くだけでも足が痛い!スポーツ活動をよくされる学生や社会人の方は疲労骨折の可能性があるかもしれません
疲労骨折とは?
スポーツをしていて打った、捻った、伸ばしたなどはっきりとした原因がないのにもかかわらず微細な力が繰り返しかかる事で発症する骨折の事を疲労骨折と言います。酷くなると歩くだけでも痛い、安静にしていても痛くなります。
疲労骨折の起きやすい場所
疲労骨折の起きやすい場所が4つあります。
1番多い:脛骨(けいこつ)すねの内側の骨
2番目に多い:中足骨(ちゅうそくこつ)
3番目に多い:腓骨(ひこつ)すねの外側の骨
4番目に多い:肋骨
脛骨の疲労骨折
脛骨の痛む場所により「跳躍型」と「疾走型」に分類されます
跳躍型
ジャンプの着地によって脛骨がしなり、中央部分がへし曲る力が繰り返し加わり疲労骨折を起こす(難治性)
疾走型
繰り返し走り脛骨の上下に疲労がたまり骨折を起こす(跳躍型より治りやすい)(例)シンスプリントが悪化した時になります。
中足骨の疲労骨折
中足骨の疲労骨折は第二・第三中足骨の骨幹部(骨の中央)によくおきます。
足の甲に痛みがある場合は要注意!
腓骨の疲労骨折
腓骨は(非荷重骨)で負担がかかりにくい為、脛骨よりも回復は早くなります。
腓骨も脛骨と同じで「跳躍型」と「疾走型」に分類されますが、脛骨とは少し異なります。
跳躍型:腓骨の上部
疾走型:腓骨の下部(好発部位)
肋骨の疲労骨折
肋骨はゴルフやバッティングなど回旋力が加わる事で疲労骨折を起こします。
呼吸するだけで痛みはありますが、肋骨の疲労骨折は周りに肋骨がたくさん存在するので特別固定等は行いません。
背中に痛みがある場合は要注意!
最後に
疲労骨折の説明は以上になります。
すねの内側の下が痛い!
足の甲が痛い!
すねの外側の下が痛い!
背中の背骨より外側が痛い!
という人は要注意!是非おざき鍼灸接骨院に一度ご相談ください!