小学生でも腰の骨が折れる!?スポーツ少年に多い分離症とすべり症!

 

今回は「腰椎分離症」、「腰椎分離すべり症」について紹介させて頂きます。

 

スポーツに携わってきた人であれば一度は「分離症」という言葉を聞いたことがあると思います。

 

分離症になるとしばらくの間スポーツ活動は中止です!

 

大事な試合前に「スポーツ活動を中止!」なんて事は絶対に避けたいですよね?

 

それが三年最後の試合を分離症で出られない・・なんて悔しいですよね・・

 

そうなる事を避けるために3つの大切な事

 

それは

 

休養!

 

早めの治療!

 

体幹を鍛える!

 

事が大切になります!

 

分離症前の痛みであればスポーツをしながら治していく事もできますが

 

痛みの強さによっては休養が大切になります。

 

休養もトレーニングの一つです

 

休むタイミングの時はしっかり休み

 

痛みが引いてきたらしっかり練習する

 

メリハリが大切になります。

 

腰に違和感がある人は必ず読んで早期発見で分離症を回避しましょう!

 

 

目次

 

☑分離症って何?

 

☑すべり症って何?

 

☑分離症ってどんな人におきやすいの?

 

☑分離症のメカニズムを知ろう

 

☑分離症の治療方法

 

☑おざき鍼灸接骨院での治療方法

 

☑最後に分離症のまとめ

 

分離症って何?

 

まず「分離症」という言葉を聞いたことはありますか?

 

正式名称は「腰椎分離症」といいます。

 

スポーツをされる方は聞いたことがあるかもしれません

 

分離症とは

 

スポーツ活動等で腰に負担をかけすぎる事(Over use(使い過ぎ))

 

が原因で起こる腰の骨の疲労骨折です。

 

症状としては腰の下部中央に痛みがでて

 

押さえたり運動をすると痛みが強くなります。

 

すべり症って何?

 

分離症と関連して知っておいた方がいいのは「すべり症

 

すべり症も様々ありますが今回紹介させていただく「すべり症」の正式名称は

 

腰椎分離すべり症」です。

 

分離すべり症とは

 

分離症が起きる事によって骨のつながりが不安定になり、不安定になった背骨は

 

前後にずれる事があります。

 

これを「腰椎分離すべり症:略して(すべり症)又は(分離すべり症)」と言います。

 

分離症からの続発ですべり症となるわけですね

 

症状としては同じように腰に痛み

 

大きく滑りずれて神経に触れると激痛痺れ

 

触っても感覚が無いという感覚障害

 

足首を上げたくても力が入らないという運動麻痺などの症状がでる事があります。

 

すべり症の発症率は多い順番から

 

小学生>中学生>高校生

 

小学生が1番起きやすくなっています。

 

分離症ってどんな人におきやすいの?

 

小学生の高学年~高校生の

 

男子に多い症状です。

 

サッカーや野球、バレーに陸上、バスケやテニスなど

 

様々なスポーツ競技において発症しますが

 

特に発症率が高いのは

 

野球サッカーテニスなどの

 

捻り動作の多いスポーツはさらに発症率が高いです

 

特に腰椎の5番目の骨が分離症になり、分離症の90%は第5腰椎に発症します。

 

分離症のメカニズムを知ろう

 

背骨が首から腰まで続いています

 

背骨は

 

首が7個

 

胸が12個

 

腰が5個

 

の骨が連なって構成されています。

 

 

下の画像はその腰の骨をズームで撮影して加工したものです

 

背骨一つ一つの事を椎骨(ついこつ)と言い腰の椎骨は

 

腰椎(ようつい)といいます。

 

 

腰椎を簡易的にイラストで表現したものが下の画像になります

 

この椎骨が連なって背骨を構成しています

 

 

分離症とは

 

上関節突起(じょうかんせつとっき)

 

下関節突起(かかんせつとっき)

 

の間で疲労骨折がおきます

 

 

そして

 

背骨を支えている腰椎が骨折をすると支えきれなくなり

 

腰椎の位置が滑りずれてしまう事があります

 

これを「腰椎分離すべり症」と言います。

 

レントゲンで撮影した際に分離症を確認すると

 

犬の首輪のように見えるため

 

スコッチテリアの首輪像とも言います

 

 

これが分離症のメカニズムになります。

 

分離症の治療方法

 

分離症が起きてしまった際は骨折なので

 

絶対安静が必要になります。

 

運動も禁止

 

骨がくっつくまではコルセット着用です

 

折れ方や転移にもよりますが最短で約2~3カ月

 

長くて約7カ月必要になる事もあります。

 

骨がくっついてからは体幹のトレーニングを行い

 

筋肉をつけなおします

 

そして腰椎の負担を減らす事が大切になります。

 

無理に腹筋をすると腰を痛める事もあるので注意が必要。

 

おざき鍼灸接骨院での治療方法

おざき鍼灸接骨院ではまずどのようにして負傷したのか

 

腰の状態を診ながらしっかり問診を行っていきます。

 

もし骨折の可能性が疑われる場合は症状によってはコルセットをつけ、提携している総合病院に責任をもって紹介させて頂きます。

 

固定が取れてからは腰の痛みを取る為しっかりと治療と自宅でも行えるリハビリをお伝えさせて頂きます。

 

痛みが弱く回復が見込める状態であれば治療を行っていきます。

 

筋肉を緩めストレッチを行い、痛みの部分にはハイボルテージという特殊な電気を流していきます。

 

オリンピック選手などのプロの選手も使う機器と同じなので痛みを取るのに優れています。

 

そして5分立っているだけで1時間分のウォーキング効果のある機械に乗り

 

腰にかかる負担を減らしながら体幹のインナーマッスルを楽に鍛えます

 

最後に分離症のまとめ

 

☑分離症とは腰椎の疲労骨折

 

☑スポーツをしている学生に多く特に中学生くらいの男子に多い

 

☑特に野球、テニスなどの捻る動作のスポーツで好発

 

☑分離症が起きるのは90%が第五腰椎

 

☑分離するのは上関節突起と下関節突起の間

 

☑腰椎分離すべり症とは分離症が原因で骨の安定性が無くなり

 

上下の腰椎が前後にずれる状態

 

☑すべり症の発症率は小学生>中学生>高校生の順で小学生に好発する

 

☑分離症をレントゲンで撮影した時にスコッチテリアの首輪像が確認できる

 

☑分離症を発症した時は絶対安静、スポーツ禁止、治癒まで早くて2~3カ月

 

症状の強さによってはコルセット着用、長くて7カ月かかる事も。

 

☑骨癒合後は体幹を鍛える

 

☑分離症にならないためには早期発見、早期治療、体幹トレーニング、そして痛みの強さによっては休養!

津市 おざき鍼灸接骨院|ご予約・お問い合わせ

タップで紹介!
ご予約・お問い合わせ