パーキンソン病!高齢者に多い難病!特定疾病パーキンソン病の特徴
パーキンソン病とは
50歳以上に発症率が多く、発症率は1000人に1人と言われています。
原因不明の病気で、現状解っているのは中脳の黒質という場所から伝達される物質「ドーパミン」が分泌不足となり特徴的な症状が発症します。神経変性疾患
特徴的な症状:すくみ足歩行、小刻み歩行、突進歩行、安静時振戦、仮面様願望。
上記は全て発症するわけではなくパーキンソン病の度合いによります。
症状が進行していくと自分で立ち上がることも困難になり、寝たきりになってしまいます。
すくみ足歩行・・・歩きだそうと一歩目を踏み出そうとするが一歩が出ない
小刻み歩行・・・歩行時の歩幅が狭く小刻み様歩行になる。
突進歩行・・・歩きだしたら止まらず突進してしまう
安静時振戦・・・安静にしていると体が震える、震える場所は人により異なる
仮面様願望・・・表情にあまり変化がなく仮面をかぶったような表情となる。
治療方法
薬物療法
現状考えられている原因がドーパミンの不足なのでLドーパという薬でドーパミンの働きを補う薬物療法を行う。
運動療法
特徴的な歩行を呈するので転倒しやすくなります。
足の筋肉をつけて歩行をしやすくしたり、転倒の予防など筋力の低下を防ぎ悪化をしないように行われたりします。
音を使ったり線を書きそれを越えるように歩いたり、障害物を越えるように歩行を行うと歩けたりする。
最後に
パーキンソン病は昔、発症するとかならず悪化して寝たきりになってしまう病気でしたが今は治療方法もどんどん進んできておりしっかり治療を行っていくと悪化しにくくなってきています。早期発見でしっかり治療を行っていきましょう。