テニスしていないのにテニス肘?!肘の外側が痛む人必見!
テニス肘とはテニスをする人だけが起こるわけではありません。
テニスのバックハンドの繰り返しで痛めやすいことからテニス肘と言われていますが、重い荷物を持つことが多い方、家事で重いもの例えばフライパンをよく使う方など様々な方に起こります
痛むポイント
この〇で囲った部分に痛みがでます。
なぜ痛くなるの?
腕の骨(上腕骨)の外側からは指をパーに広げる筋肉(短橈側手根伸筋、総指伸筋など)がついています。
繰り返し肘を使う運動を行うとそれらの筋肉が付く腕の骨の外側の部分で炎症をおこします。
それが痛みの原因となります。
痛みが強くなるとタオルを絞る、重い物を持つ、掃除機をかけるなどの動きが痛くて制限されてきます。
どんな人に多い?
中年以降の女性、テニス初心者に多いです。
治療・予防
保存療法を行っていきます。
①安静にする。
手を使う作業、スポーツをひかえます。
②ストレッチ
腕のストレッチを行います。
腕の筋肉の柔軟が硬いほど負担がかかりやすいです。
そのためストレッチはすごく大事になります。
2つ紹介します。
このように机やベッドに手の平、甲を置きます。
肘を真っすぐに伸ばしてお尻を下げるようにしゃがんでいくと腕の筋肉を伸ばすことが出来ます。
このときに手の平、甲は浮かないようにしっかりつけておく事がポイントです。
10~20秒伸びると感じるところでキープします。
毎日続けることが大事です。
③アイシング
運動後は炎症を起こしやすいので炎症をさえるためにアイシングを行います。
④サポーター、テーピング
サポーター、テーピングをすることで痛みが軽減します。
※肘の外側の痛みの注意!!特に野球少年(特にピッチャー)
肘の外側の痛みにはテニス肘の他に野球肘外側型、離断性骨軟骨炎というものがあります。
特に野球少年(特にピッチャー)が肘の外側が痛いと言っていたら注意です。
痛い、おかしいと何か異変を感じたらすぐに投球を中止してすぐ医療機関に受診してください。
半年以上、最悪一生思うようにボールを投げれなくなる可能性があります。
当院での治療の流れ
問診でしっかりと話を聞かせてもらい、エコーや徒手検査(痛みテスト)で鑑別をします。
施術、ストレッチをして腕の筋肉の柔軟性を高めて可動域を広げて根本から治す施術をさせて頂きます。
さらにオリンピック選手も使う特殊な電気治療(ハイボルテージ)を使って痛みの根元からとっていきます。
痛みが強い場合にはテーピングで固定して痛みを軽減します。
最後に
当院ではテニス肘の患者さんも多くみられます。
手や肘は日常生活で使うことも多いことから手や肘の痛みは中々すぐには取れにくい場合も多いです。
そのため少しでもおかしい、痛いと感じた時にはすぐに治療をすることが大事です。
おざき鍼灸接骨院ではしっかりと治療をさせて頂き、家での指導や自分で出来るストレッチも指導させて頂きます。
もし肘の痛みで悩まれている場合は是非一度、おざき鍼灸接骨院にご相談ください。