サッカー後に膝が痛い!!膝が痛くて注意しなければいけないことは?

実際の症例

【患者】

10代 男性 サッカー部(週5回練習)

 

【主訴・受傷機序】

11/28のサッカー後に膝の関節部分に痛みが出てきた。運動時や膝を伸ばした時に痛みが強くなった。サッカーを続けながらでも痛みが取れるのかが心配で、母が肩こりで通院していたこともあって11/30に来院。

 

【症状】

膝関節内側部に圧痛があり、膝伸展時にも痛みがあった。捻ったなどの大きな受傷機序は無かったが、関節部の痛みで伸展時痛があった為、半月板を痛めている可能性も注意した。以上の事から半月板損傷を注意しながら、膝関節炎と判断した

 

【治療・経過】

膝に負担が少なくなるように膝を中心にストレッチを行い柔軟性を良くした。痛みに対しては特殊電気を行った。テーピング固定をしながらサッカーは続けた
1回施術後・・・痛みは半分以下に減り、サッカー後も楽だった。痛みが減ったので半月板損傷を否定できた。
2回施術後・・・痛みが無くなったため治癒とした。
サッカーも休まず症状が早く取れたため、喜んでいた。

 

【考察】

膝の関節部分に痛みがあり、可動域にも制限がある場合には注意が必要です。半月板損傷などは緊急性はありませんが、痛みが引かない、膝がのびない、力が抜ける、運動が思うようにできなくなったりなどリスクがあります。当院では半月板や靭帯など膝の重要な部分に異常があれば病院に紹介し、検査をして治療を行っていきます。今回は受傷してすぐに来院して頂いたため、経過観察をしっかり行いながら痛みが取れた症例でした。

 

【患者様の感想】

サッカー少年の心に寄り添う…

子供のサッカーのチームメイトのお母さんからおすすめ頂きました。まずは私の慢性的な肩と首の凝りのご相談にあがりましたが、3回ほどの通院でかなり楽になり、先生への信頼と院内全体の清潔感をもち、息子に何かあった時には…と思っていました。息子がちょうど膝が痛いというので早速おじゃますると、丁寧に検査していただき、痛みをとる治療と共に、痛みとの向き合い方(ストレッチやテーピング)もじっくり教えて頂いて、今ではケガをしても上手に向き合えばサッカーを休まなくてすむということが分かると共に、クールダウンをしっかりするようになり身体を大切にするようになりました。ありがとうございました

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