たかが突き指?骨にヒビが入っているかも!正しい応急処置について
皆さんも子供の時に一度は突き指をされたことがありませんか?
球技をしていた際にボールが当たり痛い思いをしたことがあると思います。
その時どのように治療していましたか?
昔は引っ張って治すなんてよく言われていましたがそれは勿論誤った治療方法です!
今回は突き指についての正しい応急処置について紹介させていただきます。
応急処置について
突き指をした際に大切なことは応急処置です。
どれだけ早く的確に応急処置を行ったかによって治る速さが変わってきます。
- アイシング
- 固定・安静
1.アイシング
強い突き指の場合、血管が切れて内出血や炎症を起こしたりします
その時一番大切なのはしっかりアイシングを行うことです
アイシングのやり方
ビニール袋に氷を入れます
痛い部分に約20分間当て40分アイシングを外します
これを3セット行ってください、計3時間ほどかかりますがこれを疎かにすると
完治するまでには何日も痛みが続いてしまいもっと時間がかかる事になります。
2.固定・安静
突き指した手はあまり動かさず安静にしてください
固定も大切になってきますが、誤った固定を行うと血流を止めてしまい逆に負担がかかってしまいます。
中途半端な固定になると、痛みが残ったり、靭帯の緩みが残ってしまうこともあります。自分で応急処置をしたあとは、必ず接骨院など捻挫の専門院で診てもらいましょう。
最後に
当院にも突き指で来られる患者さんはたくさんみられます
ケガをした時は、ケガの鑑別が一番大切になります。
当院では「本当に突き指なのか」「骨折ではないのか」をエコー(超音波観察機)を使ってしっかり見て確認しております。
骨折が少しでも疑われる場合は、しっかりとギブス固定をし、病院へ紹介させていただいております。
1週間前に、当院に来られた患者さんの中で掌側板損傷の患者さんも見られました。
握力も低下し少しの振動でも痛みがありました、現在は握力も徐々に戻り、触っても動かしても痛みはありません。
もし突き指をされて強い痛みや強い腫れがある場合は是非一度、
おざき鍼灸接骨院に連絡をお願い致します。