いつの間にか骨折をする原因、骨が折れやすくなる骨粗鬆症とは
誰もが一度は聞いたことがあると思います。骨粗鬆症
骨がもろくなるということは大体わかると思いますが具体的にどのような症状なのか、どうして骨粗鬆症になるのか、どのように治療をするのか、今のうちにどうしたら予防できるのか紹介させて頂きます!
骨粗鬆症とは?
骨の密度がスカスカになり折れやすくなる骨の状態の事を骨粗鬆症といいます。
転倒して手や股関節、物を持ちあげようとして腰、咳やくしゃみの微細な力でも肋骨など骨が折れやすくなってしまいます。
どうして骨粗鬆症になるの?
骨は日々、破骨細胞で骨を破壊(骨吸収)して、骨芽細胞から破壊したところを新しく修復(骨形成)を繰り返し骨も皮膚と同じように良い状態に保たれていますこれをリモデリングで言います。
この骨吸収が過多になり、骨形成がおいつかなくなる、または骨吸収は通常通り行われているが、骨形成不足になり骨がもろくなってしまうこともあります。リモデリングのバランスが崩れた状態これが骨粗鬆症の原因です。
そしてストレスや睡眠不足、無理なダイエットによるホルモンバランスの乱れ、運動不足、といった生活習慣が大きくかかわってきます。
他にも人は皮膚に当たることでビタミンDを生成する事が可能です、適度に日光にも当たりましょう、日焼けは避けたいと日光に当たらないでいると骨にカルシウムを吸収するためのビタミンDがつくられず骨がもろくなってしまいます。
これが骨粗鬆症になるメカニズムです。
治療方法
基本的には薬物療法(薬をつかった治療)になります。
骨破壊を遅らせるためにホルモン調整剤、又は骨形成を促進させるためのビタミン剤などが使われます。
他にも食事で日頃から気を付けることも大切です。
牛乳、大豆、小魚、乳製品、きのこ類、卵、ほうれん草、ブロッコリー 等といった食材を日頃から心がけて食べる事も重要です。
ウォーキングなどで日光に当たることも心がけましょう。
最後に
骨粗鬆症になってしまうと治療には1、2年と時間がかかります。
しっかりと医師の指示通りに薬を飲み途中でやめないようにしましょう、自身でも食事、睡眠、運動など改善できるところは意識して変えていきましょう。