【まとめ】転倒した時に高齢者に多い5大骨折とは!
高齢者に多い骨折5つを紹介していきます。
高齢者になると骨粗鬆症が原因で骨密度がどんどん低下していき転倒した際に骨折する確率が高くなります。
前に転倒した時に手をつく、後ろに転倒してしりもちをつく、横に転倒して太ももをつく
こけ方によって骨折する部分が変わりますが、高齢者の転倒で骨折しやすい場所が決まっています。
今回はその5大骨折について紹介していきます!
高齢者に多い骨折
橈骨遠位端骨折(コーレス骨折)
肘から手首にかけての親指側の骨、手をついた時に骨折します。
上腕骨外科頚骨折
肩から肘にかけての骨、こちらも手をついた時や横に転倒して肩をついた時に折れやすいです。
腰椎椎体圧迫骨折
腰の骨、転倒してしりもちをついた時に地面からの衝撃で背骨どうしが圧迫して骨折します。
大腿骨頚部骨折
横向きに転倒して股関節を打った時に骨折します。
肋骨骨折
咳やくしゃみをした時や転倒して手が出ず胸を打った際に骨折します。
高齢者骨折の重要ポイント!
高齢者の骨折で固定を長期に行うと関節が拘縮しやすいのでなるべく早めに固定を外しますがあまりにも早めに外しすぎると変形をしてしまうので、早すぎるのも危険でタイミングが大切になります。そして固定を外してからも硬縮しないようにリハビリも重要になります。
大腿骨頚部の骨折をして入院をする場合、合併症(がっぺいしょう)に気を付ける必要があります。
合併症:認知症、肺炎、尿路感染、褥瘡、拘縮
長すぎる入院はこのような合併症を引き起こす可能性も高くなる為、なるべく早めに早期復帰が大切になります。
最後に
高齢者に多い骨折について今回は紹介させて頂きました
当院にも来られている患者さんたちはやはり転倒は1番避けようと普段歩いたり、筋肉をつけるように運動を頑張っています。
そのようにリハビリを頑張りたい方はぜひおざき鍼灸接骨院までご相談お待ちしております。