野球肘 [症例改善事例集]
野球肘
当院で実際に行った施術(改善報告集)
当院の施術で改善することを知っていただきたいので症例の一部をご紹介します。
患者
高校2年生 野球部
来院
2016年10月から来院。現在メンテナンスで継続中。
症状
2016年4月に野球の練習でボールを投げた時に右肘を負傷。
整形でレントゲン検査をし「軟骨が剥離している」と言われ、ボールを強く投げないようにと指導される。
4月からボールを投げていなかったため、肘の痛みは軽減していたが、屈曲(肘を曲げる)動作の可動域が狭くなり、肘の曲げ伸ばしを行うと激痛が走る。
軽くボールを投げても激痛が生じるため、もうボールを投げる事ができないと不安を感じ、当院で弟が施術を受けているため、弟の紹介で10月24日に来院。
治療内容と経過
初診時、エコーで検査を行うと骨に問題なし。半年以上、強くボールは投げていないものの、右肘の痛みを我慢しながらプレーしていたため、右肘周囲の筋肉が硬くなり可動域の制限が生じたと考えた。右肘の関節可動域は屈曲(肘を曲げる動作)110°と制限されている。(正常は145°)
まず、半年間我慢していたため右肘全体の筋肉が硬くなり、かばっていたことで肩や腰の筋肉の筋緊張も強く、脊椎(背骨の骨)の関節の動きが全く動かなかったため、背骨矯正、骨盤矯正と筋膜リリースを行い、関節可動域の改善(背骨の動くをつけること)、起立筋筋緩和(腰の筋肉を緩める)を行い、全身の調整を行った。さらに右肩、右肘の関節可動域訓練、インナーマッスル筋力強化、特殊電気を行った。
1回施術で全身の可動域の改善、筋緊張が緩和し、右肘も屈曲110°→130°に拡がる。
3回施術後は145°の正常可動域まで改善。しかし、ボールを投げると右肘に痛みが走る。
7回施術後、ボールを投げても痛み消失。
その後は半年間ボールを投げる事ができず行えなかった守備練習も行っており、完全に野球に復帰。肘だけでなく体のメンテナンスの重要性をしったため、週に1回メンテナンスで施術を行っており、再発せず経過観察中です。
考察
病院で「強くボールはなげないように」と言われたため、強くはボールを投げていなかったが、本人が自己判断でそのうち治ると思い、半年間治療やリハビリを行わなかったため、右肘の筋肉が硬くなり屈曲制限が強くなった症例であった。
高校生は負傷していても中々練習を休めないのが現状である。私達がしっかりと監督やコーチと連携を取り、選手が早期に復帰できるような環境を作っていくことが重要である。
患者様の声
[高校2年生 野球部]
1年前の春に肘のケガをしてしまい、整形外科へ行っても治るかどうか分からないと言われ、自分でもボールを投げる事を諦めていました。そんな時に、ここの接骨院を知り、毎日通って治療していくうちに曲がらなかった肘も少しづつ曲げれるようになり、今ではボールを投げれるようになるまで回復しました。ストレッチの大切さなどたくさんの事を学べたし、本当に来て良かったと思っています。ありがとうございました。
※お客様の感想であり、効果効能を保障するものではありません。