手や腕が痺れる!胸郭出口症候群のセルフチェック(検査方法)
ルーステスト
胸郭出口症候群(きょうかくでぐちしょうこうぐん)の有無を調べるためのテスト法(ルーステスト)です
特に肋鎖症候群を(ろくさしょうこうぐん)断定する為に使われます。
※テスト法は自分で行うのは難しいため、画像を参考にしながら行ってください。
テスト法 ~実践~
患者さんにはベッドやいすに腰かけていただきます。
両腕の肩関節を90度外転(腕を90度外側に開いていく) 外旋90度(上腕骨を外側に捻る)肘も90度屈曲(肘を直角に曲げる)、そして指の曲げ伸ばしを3分間行う。
この時に腕の疲労感や痛みで運動が継続できなくなる場合は陽性となり、胸郭出口症候群(肋鎖症候群)が疑われます。
テスト法 ~原理~
今回のテスト法は肋鎖間隙を狭くした姿勢になり、腕神経叢、鎖骨下動静脈の圧迫に伴う症状を再現させることができる唯一のテスト法です。患者の陽性率は70%以上との報告が多く、健常者での陽性率は1%未満と言われています。ですので信頼性の高いテストと言われています。
【陽性】腕の疲労感や痛みが誘発、運動が継続できなくなる。
【陰性】腕の疲労感や痛みは無く、運動が継続可能
このルーステストを行い陽性が出る場合は胸郭出口症候群の特に肋鎖症候群が疑われます。
「痛みがあるからもしかして胸郭出口症候群?」と思われる方は是非おざき鍼灸接骨院に一度ご相談ください!