• 症例記事-変形性膝関節症

    2017年1月19日

  • 変形性膝関節症の予防と治療とは?

  • 最近あなたは、椅子から立ち上がる時の動き出しや階段の昇降、膝が曲がってきたかなぁ、正座が出来なくなってきたなどの膝に痛みがあって、ひょっとして変形性膝関節症かもと悩みではありませんか?これから変形性膝関節症の予防や治療方法について解説していきます。

     

    そもそも変形性膝関節症って何?

     

    膝関節は大腿骨と脛骨の間の関節と大腿骨と膝蓋骨のの関節から構成されています。骨と骨の接触面は関節軟骨で覆われ、膝の滑らかな運動を可能し、また衝撃を和らげています。変形性膝関節症では、この軟骨が変形し、する減っていきます。

     

    変形性膝関節症の原因とは?

     

    変形性膝関節症は5人に1人が罹ると言われています。女性に多く、発症率は男性の約3倍です。

     

    その原因は

     

    ➀膝関節の外傷

     

    骨折や半月板損傷、靭帯損傷など

     

    ➁加齢

     

    年齢と共に筋力が弱くなり関節にかかる負担が大きくなることや、長年にわたり関節を使い続けて関節軟骨がすり減ってきたことが関係する

     

    ➂遺伝

     

    家族に変形性膝関節症の方がいると確率が高くなる。(例えばO脚など)

     

    ④肥満

     

    太っていると膝に負担がかかるため、変形性膝関節症が起こりやすくなる

     

    ⑤職業

     

    スポーツ選手や肉体労働者など関節を長い間繰り返し使うと、関節の軟骨がすり減り、変形が起こりやすくなる

     

    自分で気付く、変形性関節症の初期症状とは?

    変形性膝関節症では、次のような特徴のある膝の症状が現れます。もしかすると初期症状かもしれません。

     

    ➀膝が痛い(多くは内側)

     

    ・歩き始めが痛い

     

    ・階段の昇降時に痛い(特に下り)

     

    ・しゃがむことが出来ない

     

    ・正座ができない

     

    ・長時間立っていると膝が痛くなってくる

     

    ➁膝に水が溜まる

     

    膝が腫れている、熱をもち、膝を曲げようとすると痛い、つっぱる感じがする

     

    ➂関節が変形する

     

    O 脚の程度が進んだ、触ると骨の形が変わったような感じがする

     

    変形性膝関節症の治療法とは?

    ●保存療法

    変形性膝関節症は、保存療法(手術を行わない治療法)が基本になります。特に初期なら、「生活環境の改善」と「運動療法」だけで十分によくなります。

     

    例えば前者では、「正座をする生活から椅子に座る生活へ」、「重い荷物を持つような労働は控える」など膝に負担をかけない生活を心がけます。

     

    重い体重は、膝に負担がかかるため、正しい食事療法や膝に負担をかけない運動(自転車や水泳など)で肥満を解消させてください。

     

    後者の「運動療法」では、大腿四頭筋の強化が重要です。片方の膝を伸ばしたまま踵を10cmほど5 秒間持ち上げ、 下ろして2 秒休む という動作を、各下肢について30回繰り返します。それをl 日3 ~4 回行うようにしてください。

     

     

    これがたやすくできる人は、足首にl~2Kgのおもりをのせて行うと、より効果が上がります。それらが出来ないほど膝に痛みがあって病院を受診した場合、薬物療法やヒアルロン酸の関節内注射や装具療法を行い、痛みを和らげます。接骨院などでは物理療法(電気治療や温熱)、理学療法(膝のストレッチ、マッサージなど)を行います。しかし「生活環境の改善」と「運動療法」は基本的にいつも必要です。

     

    ●手術療法

    病状が進行して保存療法で改善しなくなった痛みに対して、手術療法が行われます。これには膝の変形を矯正して痛みを解消する「高位脛骨骨切り術」と、この手術ができない程軟骨がすり減った関節に対しての「人工関節置換術」があります。一般的に、どんな手術にも長所と短所があります。

     

    例えば、高位脛骨骨切り術は関節内に人工物を入れないので関節が良く動き、術後の労働にも耐えます。

     

    最近は新しい手術方法が開発され、術後早期からの歩行も可能になりました。しかし本来の関節を維持する手術である以上、10~20年後に老化が進む可能性は避けられず、また外反変形を嫌う人もいます。一方、破壊された関節表面に人工材料をかぶせて痛みのない関節を再建する人工関節置換術では、歩行開始や社会復帰が早いという利点があります。

     

    しかし、関節可動域の低下が起こり、スポーツや労働は制限されます。また10~20年後に新しいものと入れ換える可能性があります。欠点が全くない手術的治療というものは、この世にはありません。上記の両手術は長い歴史を持ち、その長所に関しては効果の確立された治療法です。膝は生活を楽しむための要です。膝関節痛のために生活の質(QOL)が低下した時に、これらの手術は真剣に考えてみるに値する治療法です。

     

    まとめ

    変形性膝関節症は、膝への負担を減らす生活を心掛けることで、かなり防ぐことができる病気です。まずは予防を心がけるようにしましょう。症状がかなりすすんだ高齢の方でも、適切な時期に適切な手術によって膝の痛みがなくなり、旅行などにも行けるようになることも期待できます。もし日常生活で初期症状を感じたら、我慢せず早めに専門医の治療を始めることが大切です。

     

  • 最近あなたは、椅子から立ち上がる時の動き出しや階段の昇降、膝が曲がってきたかなぁ、正座が出来なくなってきたなどの膝に痛みがあって、ひょっとして変形性膝関節症かもと悩みではありませんか?これから変形性膝関節症の予防や治療方法について解説していきます。

     

    そもそも変形性膝関節症って何?

     

    膝関節は大腿骨と脛骨の間の関節と大腿骨と膝蓋骨のの関節から構成されています。骨と骨の接触面は関節軟骨で覆われ、膝の滑らかな運動を可能し、また衝撃を和らげています。変形性膝関節症では、この軟骨が変形し、する減っていきます。

     

    変形性膝関節症の原因とは?

     

    変形性膝関節症は5人に1人が罹ると言われています。女性に多く、発症率は男性の約3倍です。

     

    その原因は

     

    ➀膝関節の外傷

     

    骨折や半月板損傷、靭帯損傷など

     

    ➁加齢

     

    年齢と共に筋力が弱くなり関節にかかる負担が大きくなることや、長年にわたり関節を使い続けて関節軟骨がすり減ってきたことが関係する

     

    ➂遺伝

     

    家族に変形性膝関節症の方がいると確率が高くなる。(例えばO脚など)

     

    ④肥満

     

    太っていると膝に負担がかかるため、変形性膝関節症が起こりやすくなる

     

    ⑤職業

     

    スポーツ選手や肉体労働者など関節を長い間繰り返し使うと、関節の軟骨がすり減り、変形が起こりやすくなる

     

    自分で気付く、変形性関節症の初期症状とは?

    変形性膝関節症では、次のような特徴のある膝の症状が現れます。もしかすると初期症状かもしれません。

     

    ➀膝が痛い(多くは内側)

     

    ・歩き始めが痛い

     

    ・階段の昇降時に痛い(特に下り)

     

    ・しゃがむことが出来ない

     

    ・正座ができない

     

    ・長時間立っていると膝が痛くなってくる

     

    ➁膝に水が溜まる

     

    膝が腫れている、熱をもち、膝を曲げようとすると痛い、つっぱる感じがする

     

    ➂関節が変形する

     

    O 脚の程度が進んだ、触ると骨の形が変わったような感じがする

     

    変形性膝関節症の治療法とは?

    ●保存療法

    変形性膝関節症は、保存療法(手術を行わない治療法)が基本になります。特に初期なら、「生活環境の改善」と「運動療法」だけで十分によくなります。

     

    例えば前者では、「正座をする生活から椅子に座る生活へ」、「重い荷物を持つような労働は控える」など膝に負担をかけない生活を心がけます。

     

    重い体重は、膝に負担がかかるため、正しい食事療法や膝に負担をかけない運動(自転車や水泳など)で肥満を解消させてください。

     

    後者の「運動療法」では、大腿四頭筋の強化が重要です。片方の膝を伸ばしたまま踵を10cmほど5 秒間持ち上げ、 下ろして2 秒休む という動作を、各下肢について30回繰り返します。それをl 日3 ~4 回行うようにしてください。

     

     

    これがたやすくできる人は、足首にl~2Kgのおもりをのせて行うと、より効果が上がります。それらが出来ないほど膝に痛みがあって病院を受診した場合、薬物療法やヒアルロン酸の関節内注射や装具療法を行い、痛みを和らげます。接骨院などでは物理療法(電気治療や温熱)、理学療法(膝のストレッチ、マッサージなど)を行います。しかし「生活環境の改善」と「運動療法」は基本的にいつも必要です。

     

    ●手術療法

    病状が進行して保存療法で改善しなくなった痛みに対して、手術療法が行われます。これには膝の変形を矯正して痛みを解消する「高位脛骨骨切り術」と、この手術ができない程軟骨がすり減った関節に対しての「人工関節置換術」があります。一般的に、どんな手術にも長所と短所があります。

     

    例えば、高位脛骨骨切り術は関節内に人工物を入れないので関節が良く動き、術後の労働にも耐えます。

     

    最近は新しい手術方法が開発され、術後早期からの歩行も可能になりました。しかし本来の関節を維持する手術である以上、10~20年後に老化が進む可能性は避けられず、また外反変形を嫌う人もいます。一方、破壊された関節表面に人工材料をかぶせて痛みのない関節を再建する人工関節置換術では、歩行開始や社会復帰が早いという利点があります。

     

    しかし、関節可動域の低下が起こり、スポーツや労働は制限されます。また10~20年後に新しいものと入れ換える可能性があります。欠点が全くない手術的治療というものは、この世にはありません。上記の両手術は長い歴史を持ち、その長所に関しては効果の確立された治療法です。膝は生活を楽しむための要です。膝関節痛のために生活の質(QOL)が低下した時に、これらの手術は真剣に考えてみるに値する治療法です。

     

    まとめ

    変形性膝関節症は、膝への負担を減らす生活を心掛けることで、かなり防ぐことができる病気です。まずは予防を心がけるようにしましょう。症状がかなりすすんだ高齢の方でも、適切な時期に適切な手術によって膝の痛みがなくなり、旅行などにも行けるようになることも期待できます。もし日常生活で初期症状を感じたら、我慢せず早めに専門医の治療を始めることが大切です。

     

  • 症例記事-変形性膝関節症

    2017年1月18日

  • 変形性膝関節症 [症状改善事例集]

  • 変形性膝関節症

    当院で実際に行った施術(改善報告集)

     

    当院の施術で改善することを知っていただきたいので症例の一部をご紹介します。

     

    患者

    女性 60代 無職

     

     来院

    2015年6月から来院。現在メンテナンス(週1回)で継続中。

     

     症状

    4か月前より特に何をしたわけでもなく、歩行中に痛みが出だし、膝を曲げるのも辛くなり自転車も乗れなくなった。整形では「膝の変形」と診断され、3か月間電気治療に通い、シップを貼っていたが良くならなかった。現在の症状は、右膝を曲げ伸ばしすることが出来ず、動き始めや階段の下りに痛みが強く自転車も乗ることが出来ない状態。お知り合いの方からの紹介で6/8当院受診。

     

    治療内容と経過

    初診時、エコー検査を行うと変形が強く、視診で左膝に比べ右膝は腫れており左右の膝関節に差があることが認められた。

     

    触診では右膝内側に強い痛みがあり、可動域検査でも右膝は完全伸展(完全に膝をのばすこと)ができず、変形は進んでいる状態。膝の変形は治らないことを患者様に納得してもらい、膝周辺の筋肉の状態、少しでも膝関節可動域を改善すれば、痛みもなくなり自転車に乗る事は可能と考え施術を行った。

     

    まず、背骨と骨盤矯正を行い可動域の改善をはかり全体的なバランスを整えてから、膝関節調節や筋膜リリース、特殊電気の施術を行った。

     

    初回施術から右膝の痛みと可動域の改善がみられた。

     

    3~5回目の施術で動き出しの痛みが軽減し、膝も伸びてきていることを実感する。

     

    10回目の施術で、膝の曲げ伸ばし歩行痛がかなり軽減する。

     

    12回目(約2ヶ月)の施術で、歩行痛はほぼ消失し自転車に乗って買い物に行けるようになる。

     

    その後も変形は治らないため、週に1回のメンテナンスを継続中。

     

    自宅でも筋力アップやストレッチを行うことを指導している。

     

     考察

    今回は典型的な病院で診断された「変形性膝関節症」の症例であった。

     

    骨の変形は治らなくても、痛みは軽減することを患者様にしっかりと説明し、筋力アップやストレッチなどを継続することで、痛みが再発しないという症例であった。

     

    今回の症例では、膝関節の変形は進んでいたものの、膝周囲の筋肉や関節調整、全体的なバランスを整えることで、症状は順調に改善していった。

     

    [患者様の声]

    [68歳 女性 無職]

     

    4ヶ月前から特に何かをしたわけでもないが、右膝が痛くなり、整形に3ケ月通った。「膝の変形」と言われ、電気やシップをしていたが、痛みがだんだん強くなり、自転車はもちろん歩行も辛くなり、紹介でおざき接骨院に来ました。丁寧な説明と治療により、初回で変化を実感。2ヶ月(12回)で自転車で買い物に行けるまで改善しました。もう治らないと言われていたので本当にうれしいです。今後もメンテナンスよろしくお願いします。

     

    ※お客様の感想であり、効果効能を保障するものではありません。

     

  • 変形性膝関節症

    当院で実際に行った施術(改善報告集)

     

    当院の施術で改善することを知っていただきたいので症例の一部をご紹介します。

     

    患者

    女性 60代 無職

     

     来院

    2015年6月から来院。現在メンテナンス(週1回)で継続中。

     

     症状

    4か月前より特に何をしたわけでもなく、歩行中に痛みが出だし、膝を曲げるのも辛くなり自転車も乗れなくなった。整形では「膝の変形」と診断され、3か月間電気治療に通い、シップを貼っていたが良くならなかった。現在の症状は、右膝を曲げ伸ばしすることが出来ず、動き始めや階段の下りに痛みが強く自転車も乗ることが出来ない状態。お知り合いの方からの紹介で6/8当院受診。

     

    治療内容と経過

    初診時、エコー検査を行うと変形が強く、視診で左膝に比べ右膝は腫れており左右の膝関節に差があることが認められた。

     

    触診では右膝内側に強い痛みがあり、可動域検査でも右膝は完全伸展(完全に膝をのばすこと)ができず、変形は進んでいる状態。膝の変形は治らないことを患者様に納得してもらい、膝周辺の筋肉の状態、少しでも膝関節可動域を改善すれば、痛みもなくなり自転車に乗る事は可能と考え施術を行った。

     

    まず、背骨と骨盤矯正を行い可動域の改善をはかり全体的なバランスを整えてから、膝関節調節や筋膜リリース、特殊電気の施術を行った。

     

    初回施術から右膝の痛みと可動域の改善がみられた。

     

    3~5回目の施術で動き出しの痛みが軽減し、膝も伸びてきていることを実感する。

     

    10回目の施術で、膝の曲げ伸ばし歩行痛がかなり軽減する。

     

    12回目(約2ヶ月)の施術で、歩行痛はほぼ消失し自転車に乗って買い物に行けるようになる。

     

    その後も変形は治らないため、週に1回のメンテナンスを継続中。

     

    自宅でも筋力アップやストレッチを行うことを指導している。

     

     考察

    今回は典型的な病院で診断された「変形性膝関節症」の症例であった。

     

    骨の変形は治らなくても、痛みは軽減することを患者様にしっかりと説明し、筋力アップやストレッチなどを継続することで、痛みが再発しないという症例であった。

     

    今回の症例では、膝関節の変形は進んでいたものの、膝周囲の筋肉や関節調整、全体的なバランスを整えることで、症状は順調に改善していった。

     

    [患者様の声]

    [68歳 女性 無職]

     

    4ヶ月前から特に何かをしたわけでもないが、右膝が痛くなり、整形に3ケ月通った。「膝の変形」と言われ、電気やシップをしていたが、痛みがだんだん強くなり、自転車はもちろん歩行も辛くなり、紹介でおざき接骨院に来ました。丁寧な説明と治療により、初回で変化を実感。2ヶ月(12回)で自転車で買い物に行けるまで改善しました。もう治らないと言われていたので本当にうれしいです。今後もメンテナンスよろしくお願いします。

     

    ※お客様の感想であり、効果効能を保障するものではありません。

     

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