• 歩くだけでも膝が痛む!?ジャンパー膝について

    2017年4月27日

  • 歩くだけでも膝が痛む!?ジャンパー膝について

  • 今回はジャンプ(跳躍)やダッシュが多いスポーツ活動を行っている方に発症しやすい
    ジャンパー膝(膝蓋腱炎)について紹介させて頂きます。

     

    ジャンパー膝(膝蓋腱炎)とは

    太ももの前側につく大きな筋肉(四頭筋(しとうきん))が膝のお皿(膝蓋骨(しつがいこつ))につくと膝蓋靭帯(膝蓋腱)という細い腱(けん)になり、すねの骨に付着します。

    ※図では四頭筋の一部しか写っていませんので細く見えますがもっと大きくて強靭な筋肉です。

     

    四頭筋はジャンプやランニング、ボールを蹴るなど膝を伸ばす動作で働く筋肉なので

    この動作を繰り返し行い膝に負担をかけると四頭筋よりも細くて弱い部分ですので膝蓋腱に負担がかかり痛めてしまいます。

    これをジャンパー膝といいます。

    使い過ぎ(オーバーユース)の痛みですのでしっかり治療をしないといつまでたっても痛く、この痛みをかばったままスポーツを続けると違うところに痛みがでたり、歩くだけでも痛いという風に悪化してしまいます。

     

    どんな人に多いの?

    ジャンパー膝という名前のとおり、ジャンプを繰り返し行うスポーツ、例えばバスケット、バレーボール、陸上 等スポーツ活動を盛んに行う学生、特に高校生に主に発症します(中学生以下ではオスグッドになる事もある為)

     

    どんな治療を行うのが良いのか

    四頭筋に使い過ぎ(オーバーユース)による痛みですので四頭筋のストレッチをして柔軟性をつける事が大切になります、四頭筋のストレッチについて紹介させて頂きます。

     

    痛みが無い方の足(健側(けんそく))
    痛みが有る方の足(患側(かんそく))

     

    ストレッチをする際のポイント!

     

    ・健側、患側どちらもおこないますがまず痛みの無い健側のストレッチから行いましょう
    ・伸びるところまでしっかり伸ばす
    ・伸びている感覚を意識する

     

    四頭筋のストレッチについて

    ①膝を曲げて足首を掴みます
    ②膝が反対の足より前に出ないように意識して
    ③かかとがお尻につくまで膝を曲げます
    ④ここで四頭筋(ももの前の筋肉)が伸びる感覚があります
    ⑤もしあまり伸びない時はかかとはお尻につけたまま膝を後ろに引いていきましょう
    ⑥この時体が前に倒れると意味がないので上体は起こしたまま膝を引いていきましょう
    ⑦しっかり伸びているところで10秒~15秒を2セット行ってください

     

    このストレッチを行うことにより四頭筋の柔軟性がつき、膝蓋腱にかかる負担を減らす事ができますので、ジャンパー膝が疑われるかたはスポーツ前、スポーツ後、入浴後に行ってください

     

    最後に

    ジャンパー膝(膝蓋腱炎)は足の筋肉、特に四頭筋のストレッチ筋肉を鍛える事が大切です

    足の柔軟性をつける事によって膝だけではなく股関節など足の他のケガ予防にもなるのでストレッチや筋トレを行うことは大切になります。

    ジャンパー膝は長引く症状ですので症状に変化が無ければ早めにスポーツ治療の得意な当院に是非ご相談お待ちしております

  • 今回はジャンプ(跳躍)やダッシュが多いスポーツ活動を行っている方に発症しやすい
    ジャンパー膝(膝蓋腱炎)について紹介させて頂きます。

     

    ジャンパー膝(膝蓋腱炎)とは

    太ももの前側につく大きな筋肉(四頭筋(しとうきん))が膝のお皿(膝蓋骨(しつがいこつ))につくと膝蓋靭帯(膝蓋腱)という細い腱(けん)になり、すねの骨に付着します。

    ※図では四頭筋の一部しか写っていませんので細く見えますがもっと大きくて強靭な筋肉です。

     

    四頭筋はジャンプやランニング、ボールを蹴るなど膝を伸ばす動作で働く筋肉なので

    この動作を繰り返し行い膝に負担をかけると四頭筋よりも細くて弱い部分ですので膝蓋腱に負担がかかり痛めてしまいます。

    これをジャンパー膝といいます。

    使い過ぎ(オーバーユース)の痛みですのでしっかり治療をしないといつまでたっても痛く、この痛みをかばったままスポーツを続けると違うところに痛みがでたり、歩くだけでも痛いという風に悪化してしまいます。

     

    どんな人に多いの?

    ジャンパー膝という名前のとおり、ジャンプを繰り返し行うスポーツ、例えばバスケット、バレーボール、陸上 等スポーツ活動を盛んに行う学生、特に高校生に主に発症します(中学生以下ではオスグッドになる事もある為)

     

    どんな治療を行うのが良いのか

    四頭筋に使い過ぎ(オーバーユース)による痛みですので四頭筋のストレッチをして柔軟性をつける事が大切になります、四頭筋のストレッチについて紹介させて頂きます。

     

    痛みが無い方の足(健側(けんそく))
    痛みが有る方の足(患側(かんそく))

     

    ストレッチをする際のポイント!

     

    ・健側、患側どちらもおこないますがまず痛みの無い健側のストレッチから行いましょう
    ・伸びるところまでしっかり伸ばす
    ・伸びている感覚を意識する

     

    四頭筋のストレッチについて

    ①膝を曲げて足首を掴みます
    ②膝が反対の足より前に出ないように意識して
    ③かかとがお尻につくまで膝を曲げます
    ④ここで四頭筋(ももの前の筋肉)が伸びる感覚があります
    ⑤もしあまり伸びない時はかかとはお尻につけたまま膝を後ろに引いていきましょう
    ⑥この時体が前に倒れると意味がないので上体は起こしたまま膝を引いていきましょう
    ⑦しっかり伸びているところで10秒~15秒を2セット行ってください

     

    このストレッチを行うことにより四頭筋の柔軟性がつき、膝蓋腱にかかる負担を減らす事ができますので、ジャンパー膝が疑われるかたはスポーツ前、スポーツ後、入浴後に行ってください

     

    最後に

    ジャンパー膝(膝蓋腱炎)は足の筋肉、特に四頭筋のストレッチ筋肉を鍛える事が大切です

    足の柔軟性をつける事によって膝だけではなく股関節など足の他のケガ予防にもなるのでストレッチや筋トレを行うことは大切になります。

    ジャンパー膝は長引く症状ですので症状に変化が無ければ早めにスポーツ治療の得意な当院に是非ご相談お待ちしております

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