足首をひねった!足首の外側が痛い!足関節捻挫とは?

今回はスポーツ中のケガに多いだけでなく日常生活でもみられるケガ、足関節捻挫について紹介させて頂きます。

 

足関節(距腿関節)とは?

膝下の骨(脛骨・腓骨)足首の骨(距骨)によって構成されている関節で、その関節を補強する大きな役目の靭帯が「外側側副靭帯」「内側側副靭帯」になります。

 

外側側副靭帯損傷とは?

外側側副靭帯には「前距腓靭帯(ATFL)」「踵腓靭帯(CFL)」「後距腓靭帯(PTFL)」と3つの靭帯があり、その中で一番多くみられる損傷が前距腓靭帯損傷になります。

 

どのように発生するのか

段差などで踏み外し足の裏が内側を向く捻り方をして発生(足関節内返し強制)

 

症状

①疼痛 足関節の外側に痛みがでる(内返しや距骨前方引き出しにより誘発される)
②腫脹 くるぶしの下(外果下方)に皮下出血班
③受傷直後は痛みで起立不能だが経過すると歩行が可能になる場合もある
④重度の場合、圧痛が踵腓靭帯・三角靭帯にまで至る事もある
必ずしも腫脹や疼痛が損傷の程度と一致するとは限りません。

 

治療方法

①受傷直後は安静(est)冷やす(ce)圧迫(ompression)挙上(levation)のRICE治療を行います。
②部分断裂では約3週間の固定、完全断裂では約6週間の固定が必要です
足指は早めに運動療法を行う
*固定の不備や期間が足りないと今後足関節が不安定になり外傷性関節症になるので注意が必要です!

 

次回は足関節捻挫「二分靭帯」損傷について紹介させて頂きます。

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