要注意!?膝下の痛みを我慢して運動を続けると骨が剥がれてしまう事も!

今回はバスケットやバレーボールなどのジャンプをよくする競技

 

サッカーや陸上などダッシュが多い競技をされている方に多い膝下の痛み

 

オスグッド・シュラッダー病(オスグッド)について紹介させて頂きます。

 

オスグッド・シュラッダー病(オスグッド)とは?

スポーツが盛んなお子さんに多発する膝下の前方の痛みの事を言います。

 

小学生~中学生に多い成長痛の一つです。

 

痛みが出る場所は画像で〇がしてある脛骨粗面という場所に発症します。

 

 

運動時や運動後に特に痛く、そのまま運動を続けると骨がどんどん突出して変形してしまいます。

 

最悪の場合は四頭筋の牽引によって骨が剥離骨折してしまう事もあるので要注意です。

 

骨折してしまうと2~3か月ギプス固定になってしまい、運動の中止のみならず、日常生活にも支障をきたしてしまいます。

 

女性では大人になってからスカートを履いた際に膝が変形しており、美容的に悩まされる原因にもなってしまいます。

 

なぜオスグッドが起きるのか

太もも前の筋肉(大腿四頭筋)はボールを蹴る、ジャンプといった膝を伸ばす時に働く体の中で1番大きく強い筋肉です。

サッカーをする人の四頭筋は筋肉のシルエットがはっきりとしてたくましいですよね!

この四頭筋が膝の骨(脛骨粗面)を何度も引っ張る事によって痛みが発症します。

小学生くらいのお子さんで骨がまだ柔らかく成長する時期に牽引が繰り返されることでどんどん突出してしまいます。

 

どんな人に起きやすいのか

バスケット、バレーボール、サッカー、陸上等

 

走る、跳ぶ、蹴る、等をよく行うスポーツをされる方に多発します。

 

年齢は小学生~中学生と約10歳~15歳の骨が成長する柔らかい時期に多いです。

 

性別は筋肉が強い男子に多いです。

 

治療方法

筋肉の使いすぎ(頑張りすぎ(over use))が原因ですので基本的に安静にしていると痛みは治まってきます。

 

ですが骨が変形するほど激しく動くスポーツをしている子にしばらく安静は難しいです、なので運動を続けながら治療を行っていく必要があります。

 

回復よりもスポーツ動作(over use)が上回る場合には痛みが長引く原因になります。

 

安静と治療、そしてストレッチが重要になります。

 

おざき鍼灸接骨院での治療方法

 

おざき鍼灸接骨院ではまずエコー(超音波診断装置)を使って骨の状態を診ていきます。

 

もし少しでも骨折が疑われる場合は責任を持って提携している総合病院に紹介させて頂きます。

 

オスグッドが疑われる場合は電気治療やストレッチ、超音波治療機を使い

 

筋肉をしっかり緩め柔軟性をつけていきます。

 

運動時の膝への負担を減らすため当院ではテーピングも行っております。

 

最後に運動後やご自宅でも行えるストレッチをお伝えしております。

 

ご自宅でも行えるストレッチ

  1. しっかり胸を張り姿勢を正します
  2. 踵をお尻に着ける
  3. 膝をできるだけ後ろに引いてください。これを10秒~15秒キープします。この時しっかり四頭筋が伸びている事を意識して行いましょう。

 

※注意:自宅でも行えるストレッチですがこれだけを行っていればよくなっていくというわけではありません、しっかり治療を行い痛みが強い時は安静にして経過観察をしながらストレッチを行っていく必要があります。

 

最後にオスグッドのまとめ

・約10歳~15歳の男子に多発する成長痛

 

・放置し運動を続けると突出変形、最悪剥離骨折の原因に。

 

・原因は四頭筋のover use(使いすぎ)

 

・治療は安静、筋肉を緩め柔軟性をつける事

 

オスグッドは多発するスポーツ外傷です

休むことが難しくなる公式戦などの大切な時期の前にしっかりと治療を行って早期回復をする事が大切になります。

 

少しでも膝のお皿の下に痛みを感じる場合はおざき鍼灸接骨院までご連絡をお待ちしております。

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