手の指の変形!!へバーデン結節とは?!

へバーデン結節とはDIP関節(指の第一関節)の変形性関節症の事です。更年期を過ぎた女性に好発し、ほとんどが両側性で多発性となります。またPIP関節(第二関節)で起こる変形性関節症はブシャール結節と言います。

 

症状

初期は発赤、熱感、腫脹、疼痛といった炎症症状が出現します。次第にDIP関節の背側(手の甲側)に結節、骨性隆起を形成し、前や横に曲がった変形をします。変形が完成すると炎症症状は消失する事も多いですが、変形してしまった骨はもとに戻る事はありません。変形するまでにストレッチなどで指を伸ばしたりして変形させない事が大事です。

 

関節リウマチやスワンネック変形と類似するので、鑑別の注意は必要です。違和感や痛みを感じた時はすぐに医療機関に受診する事をお勧めします。

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