スポーツ選手に多い繰り返しのジャンプ動作で起きる膝の痛み!ジャンパー膝とは?

今回はジャンプを繰り返すスポーツに多い膝の痛み「ジャンパー膝」について紹介していきます!

 

ジャンパー膝とは

名前の通りジャンプをする事が多いスポーツ選手に多くみられる怪我で、膝の伸展機構(膝を伸ばす為に力が加わる筋や靭帯など)の使いすぎが原因になり膝蓋靭帯炎となります。

 

どのようにして発生するのか

太もも前面にある膝を伸ばす為に働く筋肉(大腿四頭筋)の柔軟性が低下した状態で、ジャンプやダッシュ・急な加速・着地などの動作が多いスポーツ活動時に多く発生します。
好発スポーツとしては、バレーボール・サッカー・バスケットボールなどがあります。

 

症状

①膝下(膝蓋骨下極部)に圧痛や運動時に痛み
②膝が曲げにくくなる(膝関節屈曲可動域の低下)
尻上がり現象→患者さんはうつ伏せで寝て貰い損傷している方の膝を他者(検者)に曲げて貰うと、膝が痛みで曲げることができずお尻が上がってくる現象のこと

 

治療方法

①局所の安静
②運動後のアイシング(冷やす)
③大腿四頭筋のストレッチ
④大腿四頭筋・太もも後面の筋肉(ハムストリングス)の筋力強化

スポーツ活動をやめたくないという方も運動量の調節や練習内容など見直し、運動後のアイシングストレッチをしっかり行いましょう。

 

次回は膝の引っ掛かり感が特徴の半月板損傷について紹介していきます。

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