サッカーでボールを蹴っていたら股関節が痛くなってきた!骨盤の骨折について

今回はサッカーをしている人に多い骨盤の剥離(はくり)骨折「下腸骨棘(かぜんちょうこつきょく) 剥離骨折」について紹介させていただきます。

 

下前腸骨棘、骨盤の構造について

骨盤の左右にある骨のでっぱり(上前腸骨棘)の下に下前腸骨棘があります。
上前腸骨棘のような明らかな骨のでっぱりはないので自分で触るのはわかりにくいと思います。
この下前腸骨棘から大腿四頭筋というボールをける、ジャンプするなど膝を伸ばす時に使う大きな太もも前面の筋肉がこの下前腸骨棘から始まっています。

 

なぜ剥離骨折が起きるの?

先ほど解剖の説明をした時に言いました、大腿四頭筋という太ももの筋肉とても大きく力の強い筋肉で、サッカーでボールを何度も強く蹴った際にこの筋肉が繰り返し骨を引っ張ることで炎症が起き最悪、骨を引きはがしてしまいます。骨の骨片が四頭筋に引っ張られるためかなり転移してしまいます。これが下前腸骨棘剥離骨折の原因です。

 

治療方法

・痛みが股関節に起きた場合は早めにしっかりスポーツ治療の得意な接骨院整形外科で見てもらう
・炎症が強いときは様子を見ながらアイシングなどを行い安静にする
・もし骨折になってしまった場合はしっかり診てもらい絶対安静にする

 

最後に

サッカーに限らず、ダッシュやジャンプ等様々な原因で発症しますので股関節に痛みを感じた場合は骨折してしまう前に早めにしっかり接骨院や整形外科で見てもらいましょう。

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