むちうち症状にカラーって必要??

こんばんわ!おざきです。

 

最近、交通事故に遭われた方の相談がよくあります。

 

津市のおざき鍼灸接骨院では、交通事故後のむちうちなどの施術を行っております。

 

交通事故のことで何かありましたら、無料相談をおこなっておりますので、是非気軽にご相談くださいね(^^)

 

さて、交通事故に遭われて病院に行き、しっかり検査を受けて外傷性頚部症候群(むちうち)と診断されることが多くあります。

 

そのあと当院で施術をしたいということで来院される患者様は首に「カラー」をつけて来られる方もいます。

 

患者様もこれ(カラー)って必要なのか?

 

とよく相談をうけるので今日は「カラー」について書かせて頂きます。

 

↑の画像がカラーです。

 

むちうちの急性期(事故直後)の治療として病院では、安静にすること、痛み止めなどのシップや薬を服用することが多いと思います。

 

また、頚椎(首)のカラーで固定することも多く、これについては病院でも疑問を呈しています。

 

急性期は安静にすることが大切ですが、安静=カラーで固定する ということではありません。

 

文献(遠藤健司『むち打ち損傷ハンドブック第2版』111頁)では、以下のような記載があります。

 

「科学的に否定されている治療法は、長期の頚椎カラー」

 

「特に受傷後72時間以上の頚椎カラーの使用は、むち打ち損傷を長引かせることとなるという報告がある」

 

「頚椎ポリネック(カラー)などの固定は、軽症の患者には不要で、四肢に強い神経症状が発生しているか、頚椎の靭帯組織に障害があると診断された時や疼痛のために頸部の保持ができない場合にのみ処方すべき」

 

「ポリネック(カラー)を処方する場合もおおよそ7日以内に制限したほうが望ましく」

 

とされています。

 

このように、首(頚椎)のカラー固定は、急性期の治療法として、非常にイメージしやすいのですが、疑問を呈する動きもあります。

 

否定される理由としては、首の筋肉が弱くなったり、関節が拘縮するなどのデメリットが発生するおそれがあるからです。

 

カラー固定をする場合は、長期固定は望ましくありません。

 

ですから当院でも、カラー固定の長期はせず、安心安全に電気療法や手技療法を中心に施術を行っております。

 

辛いむちうち症状でお困りでしたら、是非津市おざき鍼灸接骨院にご相談ください!!

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