足を捻った!!腓骨筋腱脱臼とは

2017-07-14

下腿の外側には長腓骨筋・短腓骨筋という筋肉が存在し、主に足首を外や下に動かす作用をしています。長・短腓骨筋の腱は外果(外くるぶし)の後方を走行しています。その腱が外果を乗り越え、前方に脱臼することを腓骨筋腱脱臼と言います長腓骨筋腱の単独の脱臼が多いです

発生機序

外傷性非外傷性に分けることができます。
外傷性は足首を外返し捻挫(足の裏が外を向いて捻挫する事)をした時の外力で脱臼する事が多く、腓骨筋腱を止めている靭帯(上腓骨筋支帯)の損傷を合併するため、外果部の疼痛と腫脹は著名になります。内返し捻挫(一番多い足首の捻り方、足を内に向けて捻挫する事)でも脱臼する事もあります。
非外傷性は外返し(足の裏を外に向ける)を自分で行うだけで脱臼します。外返しをやめると元の位置に腱は戻ります。原因としては骨自体の形成不全か靭帯の欠損などがあります。
外傷性・非外傷性の他にも先天的に元から脱臼している場合もあります。

治療方法

捻挫の合併が多いため腫脹などがある事から腓骨筋腱脱臼は見逃され、慢性化することも多いです。慢性化すると痛みが残り、手術が必要となる事もあります。早期に発見されても保存療法では再脱臼の可能性が高く、手術療法を選択される傾向がありますが、ギプス固定での保存療法でも良くなる症例もあります。

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